209系ー置き換えレポートー第二回「置き換え計画浮上と離脱開始」

第二回は、209系に影がさしかかってくるころとなぜ廃車になったかをを見ていきたいと思います。


1.まだ生き残る可能性があった209系

さ て、13年で廃車と改造による存続のどちらかを選べることが特徴として登場した209系であったが、2006年ごろ?から老朽化が目立ち始めた。そのた め、JRでは試作車は廃車にし、量産車は機器更新を行い、存続させる予定であった。その改造の前触れとして窓改造などを行っていたようである。改造への動 きが着々と進められつつあった209系ではあったが、車両トラブルが多発。このためJRでは方針を転換し、さらなる安全を求め2007年10月、E233 系の導入(830両)を発表、209系0番台を全廃することを発表した。


2.209系の離脱開始とE233系の登場

2007年冬、試作車であり、東芝製のVVVF装置の採用で知られた209系910番台ウラ91編成が離脱、3月には92編成、8月末には90編成も離脱し、次世代電車901系はその役目を終えた。そしてその日、ウラ90編成の離脱と入れ替わるようにE233 系1000番台ウラ101編成が東急車輌を出場した。その後、E233系は東急車輌での1か月1〜2本程度での増備され、東北本線・京浜東北線内で各種試 運転を行った。また、量産車についても試作車と同じく。若番編成を中心に離脱が始まった。東大宮(操)には209系が集い、廃車の時を待ち続けてい た・・・


今回もいろいろグダグダになってしまいましたが、次回は廃車とその後の動きについて見ていきます。


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