【209系】209系2100番台マリ417編成登場

>>2009年6月16日 18:00頃

【209系】209系2100番台房総転用改造車登場!

6月14日、それまで長野で改造を受けていた元京浜東北線車の房総転用改造車がついに長野総合車両センター〜甲府〜八王子〜新秋津〜金町〜新小岩(操)〜幕張車輛センター間で配給輸送されました。

 
▲第二の車生を歩み始める…(相模湖〜高尾)

▲トイレが増設されている。
▲後追い。新型スカートや方向幕のLED化、連結器などの変更が
行われた。(急行かむりき様提供)
 
 
 ついに登場した房総転用改造車であるこの車輛ですが形式は噂通り209系2100番台となっており、元車はウラ23編成とウラ36編成とみられます。以下、おもな改造内容。
 
【形式変更・種車】
・形式については以下の改造を行ったことから209系0番台から2100番台に変更されている。またこの編成は新たにマリ417編成を名乗っておりウラ23編成、ウラ36編成が種車と思われる。
 
【編成表】
 
←クハ209-2141(元クハ209-24)+モハ209-2169(元モハ209-73
+モハ208-2169(元モハ208-73)+クハ208-2141(元クハ208-24)
 
【外観】
○路線帯の変更
京浜東北線帯から211系と同じ房総帯に変更されている。
○表記類
幕張電車区所属となるため配置区の表記が宮ウラから千マリに変更された。また、番台変更により、車番表記も変更となっている。また保安装置類の表記は従来の「C」から「P」「SN」に変更された。
○行き先表示機・連結器・新型スカート
上 の写真でも確認できるが行き先表示機・運用番号表示機のLED化が行われた。ネット上で出場前に公開されていた長野総合車輛センター内の通電試験時の写真 によれば2200番台と同じく3色LEDの模様。また、房総地区での運用に対応するため、先頭車については電気連結機を新たに搭載している。またこれに合 わせて、スカートも新型のものに交換されている。
○運用番号表示機の4ケタ化
房総地区での運用に対応するため運用番号表示機が4ケタ化されている模様。
 
【内装】
○一部車輛のセミクロスシート化
各方向の先頭車の座席がセミクロスシートに改造されていることが確認された。また、中間車は従来と同じロングシートとなっている。
○トイレの設置
長距離運用を想定してかトイレが増設された。山手線から仙石線に転属した205系などにも同じような例がみられるが、205系などと異なり重量バランスの関係から設置位置が中間車に変更されている。また、トイレ設置の影響により、設置位置の窓が埋められた。
 
【機器類】
○VVVF装置の更新
制御装置は従来のGTO-VVVF装置からE233系や209系2200番台と同じ三菱製のIGBT-VVVF装置に交換された。老朽化の為と思われる。
 
 
兎に角、今後の活躍に期待するばかりです。また、これからの各工場からの出場情報にも注目です。
 
 

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