【209系】転属・改造・疎開のうごきまとめ

更新停止〜更新再開までいろいろありましたのでまとめ記事とさせていただきます。

☆209系2200番台出場!

5月14日,それまで東京総合車両センターで南武線向け転用改造を行っていた209系0番台元ウラ22編成6両が、209系2200番台として出場、自走で大崎〜武蔵中原間で回送されました。この編成は、2008年度中に出場を予定していた編成でしたが、台枠の補強作業が難航したため、大幅に遅れての出場となりました。後日、中原区にて性能確認試運転及び乗務員訓練が開始されるものと思われます。

以下、入場時との変更点のまとめ(把握済みのもののみ)

●帯
京浜東北線帯から南武線帯(黄色、茶色、白色)に変更されました。
●足回り
既に製造から年数がたち、老朽化されていた制御装置は、E233系と同様のIGBT-VVVF装置に取り換えが行われました。また、ATC装置の撤去、ATS保安装置(P型、SN型)の追加改造も合わせて行われました。
●方向幕・運番表示機
側面及び前面の方向幕は3色のLED表示機に交換されました。また、運番表示機のLED化も合わせて行われています。
●編成
←川崎 クハ209-2201+モハ209-2201+モハ208-2201+モハ209-2202+モハ208-2202+クハ208-2201 →立川
 
☆209系2200番台出場後のうごき
 
5月28日現在、209系2200番台第一編成は中原電車区に留置され続けており、試運転などはまだ行われていない模様です。しかし、編成札の取り付けが行われており、新たにナハ52編成を名乗っています。
 
☆209系房総転用改造の動き-詳しい概要が明らかに。
 
5月23日、大宮総合車両センター公開の順路にて、209系の元ウラ19+72編成と思われる編成が側面のみ房総帯の状態で確認されました。
 
以下、大宮総合車両センター公開で確認された房総転用改造中の209系の概要
 
●帯
京浜東北線帯から、房総地区で活躍する211系と同じ青・黄色帯に変更されました。(大宮総合車両センター公開では前面のみ京浜東北線帯の状態で展示)
●方向幕のLED化?
前面幕の撤去が行われていることが公開で確認されたため、方向幕のLED化が行われる模様と思われます。2200番台と同じ三色LEDとなるのかそれともE233系と同じフルカラーLEDとなるのかが気になるところです。
●車内レイアウト
先頭車の車内の席が撤去・新設され、セミクロスシート化されているのが確認されました。E231系のように一部車両のみの施行となるのか、または全車両に同じような措置が取られるのかが気になります。
●番台変更
209系2200番台と同等の理由で同車は209系2100番台を名乗っているものと思われます。なお首都圏通勤車の最新情報をいち早く伝えておられます国電総研様によりますと房総転用の209系は基本的に2100番台を名乗り、一部編成(空気ドア車?)は2000番台を名乗ると記載されております。
 
☆209系房総転用改造車-気になる出場時期&その他
 
大宮総合車両センター公開にて確認された工事計画によりますと大宮施工車は7月はじめに4両で出場、その後も6両編成が7月中に出場となる模様です。また、房総転用改造車第一号は長野施工車とのうわさもあり、今後も注目されそうです。
 
☆209系の各地への疎開配給・入場配給の近況
 
更新停止中には疎開先→工場の配給やNN→疎開先への疎開の動きも多々ありました。
 
5 月12日には下新田に疎開していたウラ40が東京総合車セへ入場。5月14日にはウラ41が東大宮経由で尾久へ疎開回送されました。その後、5月21日に は長野〜八王子〜大宮〜小山〜友部〜高萩の経路でウラ42が高萩へ疎開、そして5月27日にはウラ43編成が長野〜八王子〜大宮〜小山〜桐生の経路で下新 田へと疎開配給が行われました。
 
また、5月26日には、それまで尾久で留置されていましたウラ72編成4両が尾久〜大宮で配給輸送され大宮総合車両センターに入場しました。牽引機は所定はEF64ですが、209系のNN配給と重なってしまったためEF81-136牽引でおこなわれました。
 

☆209系500番台ケヨ車が房総地区及び総武快速線にて試運転!

5 月26日、27日に209系ケヨ31編成による試運転が総武快速線及び内房線(袖ヶ浦まで)で実施されました。209系が内房線蘇我以南に入線するのは今 回が初と思われます。今まで行われていなかった209系による京葉線からの直通運用開始の布石なのか気になるところです。

 

 2009.3.19

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